用法・用量・・・1日1錠を25日間服用し続け、その後5日間休薬する。その後再び25日間投与するというサイクルを繰り返す(連用による効果の減弱を防ぐため)
効能・効果・・・脳機能改善、抗うつ作用、毛髪改善、若返り等
副作用等・・・弱いながらもMAO阻害作用を持つので、抗うつ剤などとの併用は厳禁です。なお、妊婦、呼吸器疾患を持つ方も投与禁忌となっています。
その他・・・若返りの薬として一昔前に有名になったもの。ルーマニアの医師、Ana Aslan先生が局所麻酔剤の原型であるプロカイン(局所麻酔剤の〜カインという言葉は、もっとも古い局所麻酔剤のコカインから来ている。この構造を色々変換して今の局所麻酔剤が開発された)を患者に投与したところ、若返り効果、抗うつ作用が認められたため製品化に至ったという、もっともクラシカルといえるスマートドラッグの一つ。
解説・・・主成分であるプロカインは、血液中でエステラーゼというエステル結合を切断する酵素(この酵素は数種類存在し、特異性が異なる)よって速やかに(20〜45分)パラアミノ安息香酸とジエチルアミノエタノール(DEAE)に加水分解されます。ジエチルアミノエタノールは血管拡張作用を持ち、これも一部若返るという作用に寄与していると考えられます。プロカイン自体コカインから誘導された化合物ですので、当然コカインの持つMAO阻害作用を引き継いでおり、抗うつ作用も発揮します。なお、パラアミノ安息香酸とスルホンアミド系薬物を併用すると双方の分解が阻害され、血中濃度が上昇しますので注意が必要です。
さらに、このGH−3にヘマトポルフィリンなどを加えて安定性を増強したKH−3や、ビタミンB6、メソイノシトール、グルタミン酸を加えたアスラビタルなる製品も存在します。
KH-3は脳循環機能改善作用によって効果を発揮するスマートドラッグで、1日2回(朝1錠、昼1錠)服用します。服用は、少なくとも3〜5ヶ月続けなければならず、3〜6週間後に作用を感じるようになるそうです。こちらも、プロカインを含みますので、プロカインアレルギーの方や、スルフォンアミド系薬物を服用している方はKH-3を服用してはいけません。
ギンコ・ビロバ
用法・用量・・・1日2カプセル(60mg/24%)を朝と夜2回に分けて服用
効能・効果・・・脳代謝改善作用、脳血流増加作用、脳の耐低酸素能増強作用など
副作用等・・・今の所、特に報告されていない。大量に服用しても、まったく意味がないと思われます。
その他・・・イチョウの葉から抽出されたエキス。Ginko bilobaとはイチョウの学名であり、そこからこのギンコ・ビロバという名前が付いたとされています。
解説・・・イチョウの葉に含まれるフラボノイド類やテルペンラクトン類が効能を発揮すると考えられています。どちらかというと、ビンポセチンに近い効果を発揮し、視覚や聴覚の改善作用が強いようです。ギンコ・ビロバはそのエキスの濃縮度に効果が相関しており、なるべく高濃縮率の製品を選ぶのが効果を実感するための近道と言えます。濃縮率は最低でもギンコ・ビロバ末中フラボノイド類24%以上のものをお勧めします。
近年日本でもかなり濃縮率の高い製品が市販されるようになり、容易にスマドラを試すことが出来るようになりました。
近年、ギンコビロバの成分で、抱合反応(薬物代謝系の第2相代謝:クスリを分解する)を促進する事が証明されました。すなわち、ギンコビロバは解毒作用を持つという事が分かったのです。
イフェンプロジル
用法・用量・・・1回20mgを1日3回服用(スマドラ的な効果を期待するならば10mg程度でも構わない)
効能・効果・・・めまい、頭痛、抑鬱、興奮、焦燥感等の改善、脳代謝改善作用
副作用等・・・口の渇き、吐き気、不眠、皮膚のかゆみ、立ちくらみなど
その他・・・国内ではゾロ薬が17個も出ているほど人気の高い脳循環代謝改善剤。海外のスマドラ会社ではほとんど見かけないですが、このゾロ薬の出現っぷりを見る限りではかなり効果の高い薬と考えられます。副作用頻度もかなり低く(2.3%)、もっぱら医療現場で使われているという印象を受けます。
保険適応範囲が広いので、症状を訴えれば処方されやすいかもしれません。
イブジラスト
用法・用量・・・1回10mgを1日3回(脳循環代謝改善作用)、1日2回(気管支喘息)
効能・効果・・・気管支喘息改善作用及び脳血流増加、血液粘度低下作用。
副作用等・・・皮膚の痒み、頭痛、吐き気、立ちくらみなど
その他・・・主に気管支喘息に用いられる薬。これもイフェンプロジルと同様、スマドラ会社で扱っている所は見たことがありません。薬理作用や臨床試験結果を見る限りでは、脳循環代謝改善作用はそれほど強くはないようです。
アニラセタム
用法・用量・・・600mgを3回に分服。スマートドラッグとして使用する場合、100mg3回でも充分な効果が得られます。
効能・効果・・・脳代謝改善作用、脳血流増加作用、脳の耐低酸素能増強作用など。
副作用等・・・平成12年3月に添付文書が改訂されたので、そちらを参照して下さい。
その他・・・ラセタム系スマートドラッグの原型、ピラセタムの改良版。これとニセルゴリンがあれば他のスマドラは必要ないくらい強力な作用を発揮します。日本における脳循環代謝改善薬の売り上げ第1位に輝く今の所敵なしの薬。ピラセタムとは異なり速効性がありますが、それ以外の薬理作用はほとんどピラセタムと同様です。ただ、免疫活性作用があり、感染しにくくなるという効果も報告されています。