フルニトラゼパム(商品名:ロヒプノールなど)
おそらくよく処方される睡眠薬では最強ではないかと思われるマイナートランキライザー。寝起きは多少残る事があります。副作用はほとんど感じられません。早朝覚醒を抑えてくれるので、そういった症状を持っている方にはお勧めです。併用している三環系の副作用によって生じてしまう尿閉が就寝前に残っている場合、尿意のために中途覚醒が出る事があります。
エチゾラム(商品名:デパスなど他多数)
有名な睡眠導入剤。抗不安薬としても処方されます。しかし、私にはふらつきが少し出たくらいで、1mgでは効果が余り感じられない、などと言っていたら2mgで爆睡しました。0.5mg錠だと、良い安定剤として使えます。翌日もほとんど残りません。中時間作用型です。
添付文書改訂により、メジャートランキライザーとの併用で悪性症候群の発症確率を増加させる報告が追加されました。結構併用してる方が多いので、注意です。
エスタゾラム(商品名:ユーロジンなど)
フルニトラゼパムよりも、少し弱めのマイナートランキライザーという印象を受けました。ですが、やはり強力です。抜けが良いと以前書きましたが、あれは間違いです。めっちゃ切れ際が悪いので、日中の不安にはいいかもしれませんし、確かに眠れはしますが、こいつのせいで会社説明会遅刻しました。
トリアゾラム(商品名:ハルシオンなど他多数)
超短時間型速効性睡眠薬。切れ味は最高に良いですが、抜けが良すぎて早朝覚醒する場合があるので、早朝覚醒の方は別に睡眠薬を飲まれる方がよいでしょう。入眠困難な方には最適な処方薬です。翌日は当然まったく残りません。飲んでいたのを忘れるくらいですね。ちなみに効きが良すぎて健忘を起こしやすいので注意です。
塩酸リルマザホン(商品名:リスミー)
弱い効き目でかわいいパッケージを持つ睡眠薬。PTPシートは女の子向けデザインがなされていますし、効き方も女性向けでしょうか。
ニメタゼパム(商品名:エリミンなど)
この眠剤は最大血中濃度到達時間が4時間くらいかかる出足の遅い眠剤。深い睡眠が得られる気はします。パッケージの赤銀はちょっと怖いですが。
ブロチゾラム(商品名:レンドルミンなど)
睡眠導入剤。薬効においてはトリアゾラムには勝てないというデータがあります。ベンゾジアゼピンに耐性ついてしまった人が飲んだら、何も感じないのではないでしょうか?初めての患者用に入眠困難で処方する事が多いです。
ベゲタミン
睡眠薬として使うならば、おそらく日本では最強のクスリ。精神分裂病薬としても使用可能です。うつ病や神経症にも処方されます。1錠で、かなりよく眠れます。しかし、いろんな薬を飲んできて耐性が付いてる人は、1錠飲んでも大したことなく、レキソタン程度の効き目になってしまう事もありますので注意して飲んでください。
フェノバルビタール(商品名:フェノバール)
睡眠薬。これは、相当危険を伴う薬です。バルビツール系。作用が長時間続くので怖すぎます。耐性や依存性が強く出るので、あまり処方される事はありません。
ロルメタゼパム(商品名:エバミールなど)
ゾピクロンよりもうちょっと作用が長い睡眠薬。
ニトラゼパム(商品名:ベンザリンなど)
ニメタゼパムよりもさらに作用時間が長い睡眠薬。昼間まで残ります・・・。日中の抗不安効果を狙い、かつ不眠を治療するという点においては成功しています。てんかんに使う場合もあります。
ゾピクロン(商品名:アモバン)
トリアゾラムより少し作用時間が長い睡眠薬。効き目はなかなか良いです。口の中が苦くなると言われていましたが、そうでもなかったです。個人差でしょうか・・・。飲んだ後少し、起きてから少しだけ苦味を感じた程度でした。苦味はかなり個人差があるようです。
ハロキサゾラム(商品名:ソメリン)
超長期作用型睡眠薬。確実に次の日まで持ち越すでしょう。それを日中の抗不安作用として利用するのが超長期作用型睡眠剤の正しい使い方です。
塩酸フルラゼパム(商品名:ベノジール)
超長期作用型睡眠薬。ハロキサゾラムよりは多少効果時間が短いようですが、やはり日中の抗不安作用向けでしょう。
ペントバルビタールカルシウム(商品名:ラボナ)
有名なバルビツール系睡眠薬。処方されるバルビツール酸系ではかなり短時間作用型に分類されています。特に後には残らないようです。ただし、バルビツール系なので依存性、耐性に注意しましょう。
バルビタール
元祖バルビツール系睡眠薬。耐性や依存性、中毒量と有効量が近いため、今はほとんど処方されないのでは。
ブロムワレリル尿素(商品名:ブロバリン)
大衆薬としても売られています。処方する医者はいないと思われていましたが、まだ処方されているようです。効き目は弱い方です。市販薬の商品名としてはリスロンが有名ですね。
クアゼパム(商品名:ドラール)
日本で久々に出た新しい眠剤。半減期が少々長く(日中の抗不安作用においては良いのですが)、食べ物と併用禁忌である事(胃の中に食べ物があると胃内容物の排出が遅くなり、クアゼパムは胃で良く吸収されるので血中濃度が上昇してしまう)が特徴。しかし、クアゼパムはω1受容体選択性があり、筋肉弛緩作用が弱いという点があります。
酒石酸ゾルピデム(商品名:マイスリー)
2000年9月に承認された、超短時間作用型睡眠導入剤。ω1選択性があり、高齢者にも処方しやすい睡眠導入剤となっていますが、精神分裂病や躁鬱病の患者に対しては効果は期待できないそうです。