ダイエット系
現代病とも言われる肥満は、様々な病気につながる可能性をはらんでいます。
生活習慣による肥満から抜け出すには、まず食事、運動療法が基本です。ただ、そういう事をしている時間も余裕もないというのが現実でしょう。
ここでは、そういった方のための薬物療法を紹介しています。
まずはBMI(Body Mass Index)による肥満度チェックからどうぞ!
デクサトリム
日本ではダイエット薬として認可されていないので、アメリカから個人輸入してみました。とは言っても、初めてなので一応代行業者を通して購入しました。
インターネットの個人輸入代行業者ではだいたい相場が1箱20錠入りで2800から2900円位、3箱で6800円くらいでしょう。
デクサトリムは効果時間が長いため、1日1錠でOKです。効果は、日本で売られているダイエット商品とは違って食欲抑制によってカロリー制限を行う事によります。
なお、用量に関する注意点ですが絶対1日1錠にして下さい。でないと健康に問題が発生する可能性があります。
成分は塩酸フェニルプロパノールアミンが75mgのみ(お医者さんでもらう鼻炎用の風邪薬に含まれています。)です。タイムリリース錠(だんだん成分が体に吸収されていく事で、効果が長引く)になっていて、1日1錠で効くようです。
相互作用として注意するのは、 MAO阻害薬(うつ病の薬とか)を飲んでいる人は禁忌であるのに加え、色々な禁忌があります。使用説明書に書いてある事を解説に記述しておきましたのでぜひご一読を。
デクサトリムの主成分であるフェニルプロパノールアミンは、含量によっては覚醒剤原料に指定されてしまう事がありますので注意して下さい。
さらに、フェニルプロパノールアミンは、脳血管に障害を与え、まれに脳出血を引き起こし、脳梗塞などの症状を引き起こす事がFDAにより報告されました。特に若い女性にその傾向があるようなので、十分に注意して使用してください。
解説・・・使用説明はこちら
論文・・・デクサトリムの成分、フェニルプロパノールアミンに関する論文
ゼニカル
このクスリは、デクサトリムやメリディア、マジンドールなどとは違い、中枢の伝達物質の量を増やしたりはせずに、脂肪を吸収するために働く酵素をブロックし、それによって体への脂肪の吸収を少なくする作用を持ちます。ゼニカルは消化管で働くために、全身性の副作用もほとんどなく、あっても胃腸の調子が悪くなる程度です。その副作用も、投与初期に起こることが多く短期間でおさまります。主作用として、食事中の脂肪を30%ほど吸収させなくする事が上げられます。そしてさらに、ゼニカルは糖尿病患者の血中インスリンと血糖値の改善作用があり、さらには総コレステロール値とLDL−コレステロール値(LDLは悪玉コレステロールと言われているもの)を下げる効果、そして血圧降下作用もあります。これらはすべて主作用の結果生まれてくる作用です。しかし注意点として、脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)や、β−カロチンなどの吸収までブロックしてしまうので、これらをビタミン剤で補ってやったほうがいいです。また、ゼニカルの長期投与に関する安全性は研究段階なので、長期に投与する場合は逐一FDAなどが出す情報をチェックしておいて下さい。
解説・・・ゼニカルに関するより詳しい情報はこちら(英語:軽く訳してあります)・ロシュ社公式解説非公式日本語版
ゼニカルを服用した感想・・・高いです。まだ飲んでません(T.T)
メリディア
このクスリは、セロトニンとノルアドレナリンの神経への取り込みを阻害することでこれらの神経伝達物質の量をシナプス間に増加させ、それによって満腹感を与え、食事と運動を組み合わせることによって全体重の約5−10%を減量できるとされているものです。主な副作用は血圧を上昇させることで、臨床試験の時、多くの患者に数ポイントの血圧上昇が見られました。その他の副作用は口の乾燥、頭痛、便秘、不眠等です。
クロベンゾレックス
用法・用量・・・朝に1カプセル、昼食1時間前に1カプセル。耐性が付いた場合、朝2カプセル、昼食1時間前に1カプセル。これ以上耐性がついた場合、中止せねばならない
効能・効果・・・食欲抑制作用によるダイエット
副作用等・・・不眠、耐性、依存性を生じる事がある。まれに連用で心不全や精神分裂病を引き起こすことがある。夕方以降に服用すると、不眠などをもたらす事がありますので注意して下さい。摂食障害の既往歴を持つかたは、投与厳禁です。
その他・・・もうほとんどの会社で扱っていません。
解説・・・商品名はDinintel(デニンテル)と言い、交感神経を興奮させ、食欲を抑制する事でダイエットを助けるという目的を持つ薬物。あくまで、ダイエットのカロリー制限を助けるという目的でしか使用してはならない。6週間で耐性が付くようなので、それまでにダイエットを完了していなければならない。耐性が付いても、沢山飲んではならない。今度は依存性が生じる可能性があるからです。
この物質は、覚醒剤の人体における代謝物、あるいは覚醒剤の前駆体となる物質で、 体内で覚醒剤のd-アンフェタミンを生成する事もあるクスリです。すなわち、アンフェタミンなどの覚醒剤に類似した構造を持っているので、アンフェタミンより覚醒効果は弱いですが、薬理効果はほとんど同じであるという特徴を持ったクスリであります。
アディファックス
用法・用量・・・1日2回朝と昼に15mgずつ服用。
効能・効果・・・食欲抑制効果
副作用等・・・アレルギー、頭痛、不眠、心悸亢進、めまい、血圧上昇、焦燥感、高血圧。重大な副作用としてまれに心臓弁膜の異常が起こる事がある。
その他・・・成分名:D-fenfluramine。
解説・・・アンフェタミンなどの覚醒剤の食欲抑制作用を強め、アッパー感覚を抑えたクスリ。クロベンゾレックスなどと同じような効果を発揮するが、長期連用は当然避けた方が無難。これも耐性が付く。
アディファックスを服用した感想
Thermo Loss
用法・用量・・・1日1カプセルからはじめ、徐々に増やしていく事。最大1日6カプセルを2カプセルずつ毎食後服用。1日6カプセルを超えてはならない(日本人の場合、さらに少ない方がよい)。
効能・効果・・・脂肪燃焼効果による減量
副作用等・・・配合成分による過敏症、及び動悸、息切れ、高血圧、手のふるえ、抑鬱状態等
その他・・・
解説・・・基礎代謝を向上させ、カロリー消費を上昇させる事で、減量に導く配合薬。1カプセル中
ピコリン酸クロム・・・50μg
フェニルアラニン・・・140mg
チロシン・・・240mg
フェルラ酸・・・5mg
カフェイン・・・75mg
Gugulipid (学名:commiphora mukul)・・・60mg(6mgのguggulsteroneに相当)
エフェドラ(学名:ephedra sinica)・・・166.67mg(10mgのエフェドリンに相当)
を含有する。
フェルラ酸及びGugulipidについては詳細なデータが得られないので簡単に説明すると、フェルラ酸は抗酸化作用を持ち、コレステロールや中性脂肪の減少作用を持ちます。Guglulipidは、インドに自生するmukulの木から得られるガム状の物質で、Z-guggulsterone及びE-guggulsteroneの混合物です。これらは、コレステロールや中性脂肪を減少させ、肝臓におけるLDLコレステロール(悪玉と呼ばれている)の分解を増加させる作用を持ちます。
Thermogenic Enhancer
用法・用量・・・
効能・効果・・・
副作用等・・・
その他・・・
解説・・・
サノレックス(マジンドール)
マジンドールの服用体験を記します。サノレックスは商品名です。
マジンドールは、アンフェタミン類と同様の薬理効果を現す食欲抑制剤として、高度肥満患者の肥満治療に用います。
ただし、依存性、耐性などの副作用があるので長期投与は禁忌です。連続使用は3ヶ月以内、1ヶ月して効果が見られない場合は投与を中止しなければなりません。
当然相互作用も強く、様々な他の薬剤に影響を与えます。この相互作用についてはデータベースを参考にして下さい。
なお、日本版のマジンドールは直径5ミリほどの小さい白い錠剤で、一錠中にマジンドールを0,5mg含有しています。
余談ですが、マジンドールはある資料によると、投与された数パーセントの女性において強い催淫性を示すことが報告されています。ひょっとしたら女性の性交不全の治療に使えるのではないのだろうかと現在研究中のようです。
サノレックスを服用した感想・・・マジンドール単回投与実験
薬草園ファイバー
食物繊維を利用して、ダイエットを遂行するために開発された商品です。水溶性と不溶性の食物繊維を両方とも含んだ、サイリュウムハスクを主成分として、その他にビフィズス菌、、ビタミンC、アスパルテームを含んでいます。
サイリュウムハスクの不溶性食物繊維は飲むと胃の中で約60倍に膨れ、満腹感を得る事が出来、かつ水溶性食物繊維の働きにより、腸管内細菌の栄養源を補給してくれます。これらの作用により、お腹の調子を整えつつ、ダイエットが出来るという仕組みです。
用量は、一日15〜18粒を目安に、朝昼晩に多めの水(約200ml)で分服するように記述されています。水分を多く摂取することで、食物繊維の膨張を助ける事が出来ます。
スーパーファット550ハーフカット
α−シクロデキストリンという、環状構造をした糖類化合物にγ−リノレン酸を結合させ、摂取した脂質や糖質をそこへ結合させて消化吸収させなくするというコンセプトのダイエット薬。食後に服用するのも面白い点の一つです。