不安に対する動物実験におけるカフェインとヨヒンビンの拮抗的作用

カフェインとヨヒンビンの協力作用は、不安に対する社会的相互作用や高plus-mazeテスト、punishied−drinkingテストによって研究されている。カフェイン(40mg/kg:腹腔内投与)は、社会的相互作用や、plus-mazeテストにおいて不安を発生させるような作用を示した。ヨヒンビン(2.5mg/kg:腹腔内投与)は、plus-mazeテストにおいて不安を発生させるような作用を示し、抗葛藤作用を示した。思いもよらないことだが、カフェインとヨヒンビンは社会的相互作用とplus-mazeテストにおいてお互いの作用に拮抗した。

1.イントロダクション

メチルキサンチン類であるカフェインと、α2−アドレナリン受容体拮抗薬であるヨヒンビンは、人間において不安を増加させることが知られている。これらの化合物は両方とも、社会的相互作用テストと高plus-mazeテストという2つの不安動物モデルにおいて、不安を発生させる様な作用を示すことが示されている。この実験は、ラットにおいてヨヒンビンとカフェインの協力作用を調査したものである。

これらの2つのクスリの併用は、不安を強め、あるいはパニックに似た状態を作り出してしまうのではないかと考えられる。ラットで社会的相互作用テスト、高plus-mazeテスト、Vogal punished-drinkingテストの3つのテストがあるが、前者2つを選んだ。なぜならそれらは薬理学的、生理学的、行動学的に広い範囲に渡って確認されているからである。punished-drinkingテストが選ばれたのは、テストでカフェインとヨヒンビンが抗葛藤作用を示すことが確認されているからである。ラットではまた、例えば叫んだり、やたら走り回ったりするパニックのサインが観察される。

2.材料と方法

あまり意味がないので略

3.結果

3.1.社会的相互作用